マザーハウス山口さんの哲学(追記あり)

前回マイクロファイナンスについてエントリーしたあとに、たまたまYouTubeで見つけたマザーハウス山口さんの情熱大陸


マザーハウスという会社は今まで何度か耳にしたことはあったのですが、恥ずかしながらほんと最近まで実態をほとんど知りませんでした。。。


情熱大陸 山口絵理子 1/3」
http://www.youtube.com/watch?v=9n0qNVWscio

情熱大陸 山口絵理子 2/3」
http://www.youtube.com/watch?v=7dqfxhuGmDs

情熱大陸 山口絵理子 3/3」
http://www.youtube.com/watch?v=WlVWvlekTYs


その中でも、特に印象に残ったのが、4:45ぐらいからのマネージャーの方のインタビューシーン。


『これまで大勢の人々が開発の名の下にやってきてお金や食料を援助してくれました。でも私が思うにそれには持続的な効果はありません。なぜなら人々に無償で何かを与えるのは彼らを「物乞い」にするのと同じだからです。

エリコさんは全く違う哲学の持ち主です。

彼女は「ビジネス」を通じてこの国を力づけようとしています。それこそが人々を救う唯一の持続的な道と私も信じています。もし仕事があれば彼らは誇りを持って生きていけます。それが私が彼女と共に働く最大の理由です。』


どれも大切なことだったので、彼の言葉を全て抜粋してみました。この言葉は本当に真理を突いていると思います。

これが、僕が前回のエントリーで言いたかったことなのですが、如何せん、実際肌で体験されている方と傍観者では言葉は重みが違いますね。はい。



いやしかし、なんなんだろう、胸の奥にあるこのモヤモヤ感は・・・
自分は何か、もっと大切な何かを見逃しているんじゃないのか、そういう思いが沸々とわいてきました。


一度きりの人生、「これだ!」というものを見つけて、それに向かって邁進したいものです。


【2009/09/28追記】
『危ういマイクロファイナンス・バブル』
http://newsweekjapan.jp/stories/business/2009/07/post-270.php

世界中でもてはやされるマイクロファイナンスだが、貧困改善を裏付けるデータは存在しなかった

ふむふむ、なるほど。